神戸山口組の中核組織「山健組」が離脱か 「山口組」に合流する動き 神戸山口組は大きな打撃
特定抗争指定暴力団・神戸山口組の中核組織「山健組」が、抗争中の山口組に合流する動きがあることが分かりました。
「山健組」は神戸山口組・井上邦雄組長(73)の出身母体で、全国に傘下団体を持つ神戸山口組の中核組織です。
山健組では去年7月に分裂騒動があり、警察は、山健組が神戸山口組から離脱した可能性が高いとみています。
捜査関係者などによると、8月、山口組と山健組双方の幹部が会談するなど、合流に向けた話し合いが進んでいることが分かりました。
山口組と山健組をめぐっては、2019年、神戸市内で発砲事件が相次ぎ、山健組の組員2人が死亡するなど激しく対立していました。
山健組は近く正式に山口組に合流するかどうか決めるとみられ、神戸山口組にとって大きな打撃となります。