神戸山口組系暴力団 みかじめ料2億円超を脅し取り4名逮捕
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みかじめ料2億円超被害か 神戸・三宮の150店
兵庫県警が歓楽街で進める暴力団の資金源調査で、神戸・三宮地区の飲食店など約150店から過去10年間にあいさつ(みかじめ)料などの名目で計2億円超が暴力団に流れていた疑いのあることが3日、分かった。県警は同日午前、恐喝容疑で指定暴力団神戸山口組系の組員4人を逮捕し、関連する神戸市内の組事務所3カ所を一斉捜索した。
指定暴力団山口組から分裂状態に陥った3団体の抗争事件が相次ぐ中、県警が「歓楽街特別暴力団対策隊」(特暴隊)を発足させて約4カ月。同隊が三宮地区の約4400店に聞き取り調査し、約150店から情報を得た。県警は「2億円は氷山の一角」としつつ、複数の暴力団が絡んでいたとみて全容解明を進める。
逮捕されたのは、神戸山口組系「山健組」組員、小林信一(51)=和歌山県▽長家正之(49)=神戸市兵庫区▽石田尚之(55)=同市中央区▽水谷和司(54)=同=の4容疑者。
逮捕容疑は今年3~8月、三宮地区の飲食店の男性ら3人から、あいさつ料名目で現金計約35万円を脅し取った疑い。1人は容疑を認め、1人は黙秘、2人は否認しているという。
県警によると、10年以上前から山健組員が複数人で「三宮警備」と称して街を練り歩き、スナックなどから毎月1~5万円を徴収していたという。今年4月末に神戸山口組から離脱を表明した暴力団「任侠山口組」も同様の活動を進めており、両派の対立は水面下で激化しているとみられる。
9月12日には神戸市長田区で任侠山口組代表の護衛役が神戸山口組系組員に射殺される抗争事件が発生。県警は組織の弱体化に向け、9月25日付で特暴隊に暴力団の資金源解明を担う17人態勢の「特命捜査班」を新設、暴力団対策課と連携して捜査する。
引用元:神戸新聞
三宮でみかじめ料「よろしくな」 神戸山口組系組員4人逮捕、過去30年で繁華街から2億円超吸い上げる? 兵庫県警
神戸・三宮の複数の飲食店からみかじめ料を脅し取ったとして、兵庫県警暴力団対策課などは3日、恐喝の疑いで、指定暴力団神戸山口組直系「山健組」傘下組織幹部、小林信一容疑者(51)=和歌山県岩出市吉田=ら組員の男4人を逮捕した。三宮界隈では昭和60年以降、約150の飲食店が総額2億円超のみかじめ料や用心棒代を支払っていたとみられ、県警は暴力団が歓楽街に浸透し資金の獲得を続けたとみて、実態解明を進めている。
ほかに逮捕されたのは、いずれも山健組傘下組織幹部、長家正之(49)=神戸市兵庫区新開地、石田尚之(55)=同市中央区吾妻通、水谷和司(54)=同区日暮通=の3容疑者。
県警によると、4人はそれぞれ平成21~29年、飲食店経営者の34~49歳の男性3人に「場所代を払ってくれ」「今度から取りに来るからよろしくな」などと伝え、みかじめ料として計32万円を脅し取った疑いが持たれている。
神戸山口組では、離脱した勢力が今年4月に新組織「任侠山口組」を結成。神戸山口組傘下の「山健組」(神戸市中央区)や「古川組」(尼崎市)が内部分裂状態に陥った。
引用元:産経WEST
神戸山口組系暴力団山健組によるみかじめ料事件のまとめ
神戸三宮の飲食店など約150店舗から、みかじめ料約2億円以上を10年間で脅し取った。
これは氷山の一角で、まだまだ被害額、被害店舗は増えると思われる。
1店舗から約1万円~5万円のみかじめ料
1人は容疑を認め、1人は黙秘、2人は否認している
神戸山口組傘下の山健組、小林信一(51)長家正之(49)石田尚之(55)水谷和司(54)の4名が逮捕された。