【これ本音】ヤクザの部屋住みは辛いんだ！部屋住みあるある
目次
ヤクザの部屋住みとは?
ヤクザは部屋住みを経て一人前のヤクザになれる。
ヤクザには部屋住みという習慣があるり、暴力団事務所に寝泊まりし組長や若頭などの雑用や手伝い、組織運営の手助けを行います。
部屋住みを行っている者は、シノギが出来ずお金が無い為、組長や若頭などからタバコ銭（小遣い程度）を貰う事ができる。
ヤクザの部屋住みは、修行期間でもあり早く一人前になりシノギを上げる事が出来なければ、組織の上へ行くことは難しい。
部屋住みは時代はとても辛いもので、部屋住み時代の辛い過去を集めてみた。
部屋住みの本音①マジで掃除は大変、命がけ
部屋住み時代、事務所や組長の家の掃除をするのは何処の組でも一緒だと思う。
組長が几帳面で綺麗好きだと掃除は大変。
組長宅は広いし高級品ばからだからうっかり壊してしまったら取り返しのつかない事になる。
高そうな壺にホコリが少し残っていたら呼び出され怒られる、そして少しズレているとまた怒られる。本当に嫌だった。
部屋住みの本音②兄貴同士の言い争いは辛い
兄貴同士が些細な事で何か言い争いをしている時、一方の兄貴が『なぁお前もそう思うだろ!?』の一言が辛かった。
『はい。』と言えば、相手の兄貴を敵にまわす。
どう答えても、どちらかの兄貴を敵にまわす。
部屋住みの本音③パフォーマンスで殴られる
商談や交渉の場で、相手を威嚇する為に『なんでこんな事も出来てねぇんだよ！！』と兄貴に本気で殴られる。
交渉相手はビビって、だいたい交渉は上手くいっていたが、兄貴はいつも本気で殴ってきてた。
パフォーマンスだとわかっていても、あざになるぐらい殴らなくてもいいだろ。って何度も思っていた。
部屋住みの本音④映画に影響されやすい兄貴
部屋住み時代、兄貴とヤクザ映画を見ていると、映画に影響されいつもと同じ対応をすると怒られた。あーしろ、こーしろ『あの映画でもやってたただろ？お前見てなかったんか？』と。
でも2,3日するといつも通りに戻る。
部屋住みの本音⑤味にうるさい兄貴がいる時の料理
料理担当の時に、味にうるさい兄貴がいると本当に大変。
他の兄貴達は俺の料理を旨い旨いと言って食ってくれるが、味にうるさい兄貴は『味が濃すぎる。』だの『もっと焼け』とか細かかった。
味付けに関しては、他の兄貴から教えてもらった通りに作ってるから同じはずなんだけどな。
味にうるさい兄貴はマジで外で食ってきてくれと思ったわ。
部屋住みの本音⑥在日のオジさんが作る激辛料理
在日のオジさんが作る激辛料理
冬に鍋が出る事は多かったが、在日のオジさんが激辛のチゲ鍋を作ってくれた時は大変だった。
熱いし、辛いし食べられない。でも残す訳にはいかず何とか食べきるんだけど、その後いつもケツがヒリヒリだった。
部屋住みの本音⑦面倒見の良い兄貴
面倒見の良い兄貴はありがたいけど、辛い事も多かった。
当時全然金無いから小遣いくれる兄貴や飯を食わしてくれる兄貴は良いけど、酒好きの兄貴には困った。
朝まで平気で付き合わされ、酔った状態で俺は朝から掃除に料理に他の兄貴のお手伝い。
ヤクザの部屋住みの服装はジャージが一番
部屋住みヤクザが事務所にいる時は、だいたいジャージ姿がお決まりだ。
動きやすく、体が楽であり、そして安い。
お金の無い部屋住みヤクザにとって、ジャージが一番適している。
アニキからの命令でコンビニまでの買い出しなど、急を要する時に一々スーツに着替える訳にはいかない。
他の部屋住みヤクザもジャージを着ている事が多く、ジャージ姿が定番となっている。
部屋住みの給料はガキの小遣い並
部屋住みの給料は安い。とにかく安い。本当に安い！
しかしこれは当然の事。
組やアニキ達が稼いだお金の中から、部屋住みに小遣い程度のお金を渡しているからだ。
シノギの上げれないヤクザはヤクザの世界では生きていけない。
部屋住み修行中のヤクザは当然自分のシノギを持っていないので、組長や若頭、組の手伝いをするしかない。
時給換算すれば、間違いなくコンビニでアルバイトした方がが稼げるだろう。
しかし、この部屋住み修行の中で、ヤクザのイロハを叩き込まれ、いずれ立派にシノギを上げる事の出来るヤクザになれる。
石の上にも3年だ！
